望みが長続きしない理由
こんにちは
さいとうれいです。
望むことをリアルに感じ、その気分を下げないようにする
「気分を下げないようにする」の大切さは前回お話ししましたが、そもそも「望むこと」が本当にあなたの「望むこと」なのか。
そこもかなり重要ポイントなんですよ^^
なぜなら、自分の本当の望みを知らず、表面的な望みを抱いたとしても、それは表面上の浅い願いなので、ちょっとしたことですぐにブレてしまうからなんです。
え、自分が望んだものが本当の望みじゃないの?
って思いますか?
では、またマイホームの例を出しますが。
あなたは、高級住宅街に豪邸を建てたいと思いました。
そこでネットで画像を調べたり、ビジョンボードを作ったりして、本当に実現したかのような楽しい時間を過ごしました。
次の日、本屋さんでこんな本のタイトルが目に留まります。
「小さい家で幸せに暮らす」
この本の著者は、あえて賃貸の団地に住んでいます。
賃貸の方が面倒もないし、小さい家の方が手入れもしやすくお金もかからないというのです。
持ち物も最小限、お金持ちではないけど、季節を大切にしながら工夫して楽しく暮らしています、と。
日々の写真も載っていて、何だかとても素敵です。
あなたはそれを見て羨ましくなります。
確かに持ち家って購入額以上にお金がかかるというし、ましてや豪邸なんて掃除するだけでも大変そう。
こうやってやりくりしながら工夫する、足るを知るということが幸せってことなんだな。
こうしてあなたは「小さい丁寧な暮らし」に憧れ始めます。
するとその夜、何となく見ていたYoutubeでたまたま面白そうな動画を見つけました。
「田舎の一軒家を自力でDIYしてみた」
その人はアウトドアや田舎暮らしが好きで、それが高じて田舎の空き家を買い取り、家族で移住したというのです。
何でも自分たちで1から作り、広々とした庭で子供達も楽しそうです。
そうだな、とあなたは思います。
自分も最近都会での生活に疑問を感じていた。
自然に囲まれ、自分たちのものは自分で作る。
これが幸せというものではないだろうか・・・
と、今度は田舎暮らしに憧れ始めました。
あれ?
はじめの豪邸はどうなったんでしょう^^;
これでは潜在意識も望みを叶えようがないんです。
なぜこういうことが起こるのかというと、「なぜ、それがいいのか」「自分は何に優先順位を置いているから、それを選ぶのか」ということがはっきりしていないからです。
「なんとなく、良さそうだから」と望んでみても、物事には必ずデメリットがあるので、それが見えたときなどにすぐ「じゃあべつのことを望もう」となるんです。
賃貸は家賃を払い続けるのがもったいないかもしれません
持ち家は維持管理が大変だし、簡単には引っ越せないかもしれません
都会暮らしはゆとりがなく、せわしないかもしれません
田舎暮らしは不便で活気が無いかもしれません
「それでも」そのライフスタイルを選ぶ、その理由の部分にあなたの本当の望みがあるんです。
本当の望みを知り、明るくサクッと願いを叶えましょうね^^
さいとうれい